「結婚相談所は最後の手段!」
「まずはお手軽な婚活アプリで婚活してみよう」
このように考えて結婚相談所を後回しにしている人は、要注意です。もしかしたら、大事な結婚のチャンスを逃してしまうかもしれません。
最近は婚活アプリで結婚相手を探す人も多くなっていますが、結論としては、本気で結婚したいなら婚活アプリと結婚相談所を併用して婚活するのがおすすめです。
そこで、今回は、婚活アプリと結婚相談所を比較しながら、なぜ婚活アプリと結婚相談所の併用がおすすめなのかみていきます。
結婚相談所と婚活アプリの違い
結婚相談所は大手や中小規模のところを含めて全国に4,000社、婚活アプリも100種類以上あるといわれています。
そのなかで、私は業界でもっとも会員数が多い連盟であるIBJに加盟している中小規模の結婚相談所と、婚活アプリのPairsを使って婚活をしていました。
そこで、この記事ではおもにIBJとPairsを念頭に置いています。
登録している人の年齢層
結婚相談所と婚活アプリでは、婚活アプリの方が年齢層が若い傾向にあります。
年齢層が上がるにつれて婚活アプリでは申込数やマッチング数が減ってしまうこともあります。
そのため、30代以降になると婚活アプリだけではなく、結婚相談所にも登録して活動するのがおすすめです。
また、20代でも婚活アプリと結婚相談所を併用することで出会いのチャンスを増やすことができるので、どちらにも登録するのがおすすめです。
婚活アプリ:Pairs
Pairsでもっとも多い年齢層は、20代から30代前半です。
男性は18歳から34歳までで約70%、女性は18歳から34歳までで約80%と、20代から30代前半の年齢層が大部分を占めています。
これは、Pairsだと数千円で気軽に始めることができるからです。
ただし、Pairsは登録人数自体が多いので、30代後半から40代前半であっても人数自体は数十万人規模とかなり多くなっています。
そのため、どの年代においてもPairsなら出会いのチャンスはたくさんあります。
結婚相談所:IBJ
結婚相談所は婚活アプリよりもやや平均年齢が高い傾向にあり、IBJでは35歳〜44歳男性は約40%、35歳〜44歳女性は約50%と、30代後半から40代前半の年齢層が一番多くなっています。
ただ、最近は結婚するためには結婚相談所が一番効率がいいと考えて、20代から結婚相談所に入会する人も増えています。
また、20歳〜34歳男性が約20%、20歳〜34歳女性も約30%と、20代から30代前半の年代の方も一定の割合で登録されています。
登録している人の年収・職業
年収は結婚相談所の方が婚活アプリよりも高くなる傾向にあります。
また、婚活アプリでも結婚相談所でも、医師や弁護士など人気の職業の人はたくさん登録しています。
ただし、婚活アプリは基本的には自己申告ですが、結婚相談所では源泉徴収票など年収を証明する書類や職業の証明の提示が義務付けられているので、結婚相談所では年収や職業を偽っている人はいません。
婚活アプリ:Pairs
Pairsでは、年収600万円以下の男性が75%でメインの層となっています。
これは、Pairsに登録している男性の年齢層が20代から30代前半の若い層がメインだからです。
そして、一般的にハイスペックとされる年収1000万円以上の男性は5%となっています。
ただし、注意したいのは、Pairsでは年収の証明がないので、本当の年収を偽って登録している人がいるということです。
実際私が登録していたときに私の知り合いを見つけてしまいましたが、実際の年収よりも高めの年収設定になっていました。
結婚相談所:IBJ
IBJでは、登録されている男性会員のうち、年収600万円以上ある男性は60%以上となっています。
また、一般的にハイスペックとされる年収1000万円以上の男性も10%以上となっています。
たとえば、年齢は28歳から38歳、年収は1000万円以上、東京近郊で検索したところ、数百人単位の検索結果が出てきました。
職業としては会社員がもっとも多いですが、有名企業に勤務されている方も多く、医師や弁護士といった人気の職業の方も一定数登録されています。
登録している人のルックス・性格
婚活アプリに登録している人のルックスのレベルは、結婚相談所よりもハイレベルな印象です。
性格については、結婚相談所に登録している人は真面目で誠実な方が多く、婚活アプリに登録している人は社交的でコミュニケーション能力が高い傾向にあります。
婚活アプリ:Pairs
Pairsに登録している人のルックスのレベルは結婚相談所よりもハイレベルです。
普通にモテそうなイケメンや美人がたくさん登録しています。
また、性格についてもコミュニケーション能力が高く、話していて楽しい人が多い印象です。
ただし、気軽に恋愛をしたいという人も多く、中には遊び目的だという人も少なくないので、本気で結婚したいという人にとっては注意が必要です。
結婚相談所:IBJ
20代女性60名以上と結婚相談所でお見合いをしてきたたまさんの独断と偏見によると、結婚相談所に登録している20代女性に美人はほとんどいなかったそうですが、30代女性になると美人が増えるそうです。
男性についても、結婚相談所には20代から30代前半の男性の人数が少ないこともあり、ルックスの平均偏差値は婚活アプリよりもやや劣るというのが正直なところです。
性格面では、結婚相談所には男女とも自分の人生設計を真面目かつ堅実に考えているという人が多い傾向にあります。
女性は自身にキャリアがあって仕事を頑張っていて、結婚後も仕事は続けたいという人も多く、またご実家が裕福な方など、経済的に余裕があって真面目な方が多いようです。
男性は子供が欲しいという方も多く、結婚したら家事と育児は平等にやりたいという方も多かったです。
登録している人の結婚への本気度
婚活アプリ:Pairs
Pairsでは、結婚に対する意思についてもプロフィールに記載する欄があります。
①すぐにでもしたい、②2〜3年のうちにしたい、③良い人がいればしたい、④今のところ結婚は考えていない、⑤わからないという5つの選択肢から選べるようになっています。
Pairsでは、結婚はまだ早いけど、彼氏、彼女がほしいという人も登録しています。
そして、だいたいの男性は「2〜3年のうちにしたい」か「良い人がいればしたい」という無難な回答を選んでいるので、早く結婚したいと考えている人にとっては時間がかかりすぎる可能性もあります。
また、そもそも結婚願望はないにもかかわらず、結婚を考えていないという選択肢を選ぶと女性受けが悪くなるということで、「良い人がいればしたい」とか、「2〜3年のうちにしたい」という選択肢を選んでいるというパターンもあります。
なかには、既婚者も混ざっていたりするので、その点には注意が必要です。
結婚相談所:IBJ
IBJの場合は、そもそも結婚するために入会するので、結婚する意思がない人はほとんどいません。
結婚相談所では、長くても1年以内の交際で結婚したいと考えている人がほとんどのようです。
なかにはとりあえず登録だけしてみたけど忙しくて活動できていないという人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は真剣に結婚相手を探しています。
また、登録にあたっては独身証明書も提出しなければならないので、既婚者が登録していることもないのは安心です。
婚活アプリの特徴
婚活アプリは、簡単にオンラインで登録できて、月に数千円程度という低コストで気軽に始められます。
以前は出会い系サイトのようなものとして、アプリはあやしいというイメージも持たれていたようですが、最近は婚活アプリで出会った相手と結婚するというのもポピュラーになりつつあります。
そのため、婚活アプリで知り合ったからといってマイナスのイメージを持たれることも少なくなってきています。
婚活アプリのメリット
登録人数が多いので条件に合った人が見つかりやすい
婚活アプリのメリットは、とにかく幅広い層の方が多数登録していて、条件も細かく設定できるので、その中から自分が求める条件に合ったお相手を探すことができる点です。
Pairsでは500万人以上の会員が登録しているので、自分の求める条件を満たす会員とのマッチングが成立しやすいです。
気軽にやり取りできて会ってみることができる
Pairsでは、いいね!やメッセージを気軽に送りあえるので、少しでも気になった方がいればとりあえず接点を持つことができます。
また、そこからメッセージをやり取りして実際に会うまでのハードルも低めです。
婚活アプリのデメリット
相手の素性が担保されていない
婚活アプリの大きなデメリットは、相手の素性が担保されていないところです。
Pairsでは自己申告制で、独身証明書や収入の証明を提出する必要がないので、既婚者なのに登録していたり、収入を盛って登録していたりする人がいます。
結婚に対する本気度が分かりにくい
Pairsでは結婚することが目的ではなく、ただ恋愛を楽しみたいという人もいれば、遊び目的の人もいます。
そのため、結婚に対する本気度が分かりにくいのもデメリットです。
結婚は考えていたとしても、もう少し先でいいかなーとのんびり構えている人もいます。
私の知り合いにも、とりあえず恋愛して結婚はある程度付き合ってみてから考えるという人もマッチングアプリを利用している人がいます。
マッチングが成立しにくいこともある
男性は有料会員になるとメッセージ自体は無料なので、ダメもとで取り敢えず何十件もメッセージを送るという男性が多いようです。
その結果、女性は何十通ものメッセージを受けるので、よほど目を引く男性でなければメッセージが返ってこないこともよくあります。
女性にとってはメッセージ全てに目を通すだけで大変で、その中から感じがいい人に絞ってメッセージのやり取りをせざるを得ないのです。
結婚相談所の特徴
結婚相談所は、登録する際に数万円から10万円くらいの初期費用がかかってくるので、少しハードルが高くなります。
しかし、その分会員は結婚を目的に真剣に活動していて、その素性も結婚相談所に提出する様々な書類で担保されているので安心です。
結婚相談所のメリット
登録している会員は高学歴かつ高年収な人が多く、本気度も高い
結婚相談所に登録されている会員の特徴としては、年齢層が高めで高学歴かつ高年収な方が多く、本気度も高いということが挙げられます。
その理由はやはり費用面で婚活アプリほどお手軽ではないというところにあります。
初期費用に約10万円、月会費も婚活アプリとは違って安くはないですし、お見合いするにも1件1万円ほどかかる場合もあるため、遊び目的で連絡を取ろうとする人は登録していません。
身元がしっかりしている
結婚相談所では、通常はパスポートや運転免許証などの身分証明書と住所を証明する書類、独身証明書の提出が義務付けられているので、身元がしっかりしているのも安心です。
さらに、男性については、大学の卒業証書や公的機関が発行する年収の証明書が求められるので、学歴や年収もしっかりチェックされています。
結婚相談所のデメリット
イケメン、美女の会員が少ない
もちろんいるにはいるのですが、そんな方には当然お申込みが殺到していて、通常のスペックでは到底太刀打ちできません。
そのため、よほど自分のスペックに自身があるという方以外は、見た目重視でお相手を探しておられる方にはおすすめできません。
費用が高い
費用が高く、敷居が高いというところもデメリットとして挙げられます。
結婚相談所で婚活するには、登録費用や月会費、お見合い料に成婚料と、どんなに安い結婚相談所であっても数十万円はかかってしまいます。
ただし、これだけの費用を出しても結婚したいという真剣な人だけが登録しているというメリットの裏返しでもあります。
婚活アプリと結婚相談所を併用することのメリット
上記のように、結婚相談所と婚活アプリにはそれぞれメリットがあります。
そのため、結婚相談所と婚活アプリを併用することで、両方のメリットが得られるのです。
また、結婚相談所と婚活アプリの併用には、以下のようなメリットもあります。
出会いのチャンスを増やすことができる
結婚相談所に登録している人と、婚活アプリに登録している人は、一部重なっているものの、ほとんどはどちらか一方のみで活動しています。
結婚相談所には真面目で誠実そうな人が多く、婚活アプリにはルックスがよくてモテそうな人が多い傾向にあります。
そのため、婚活アプリと結婚相談所ではそれぞれ違ったタイプの人に出会うことができるかもしれません。
どちらのタイプが好みでも、出会えるチャンスを取りこぼさないという意味では、どちらか1本に限定せず、婚活アプリと結婚相談所を併用して婚活するのがおすすめです。
場慣れすることができる
普段から異性とのメッセージのやり取りやデートに慣れていないと、いざというときにスマートな行動ができません。
婚活アプリでは、気軽にマッチングした異性とメッセージのやり取りができるので、どんなメッセージを送ると反応がいいいかなとか、どんな言葉が喜ばれるかな、など試行錯誤しながら異性とのやり取りに慣れることができます。
また、ある程度メッセージで仲良くなると、実際に会ってみることになりますが、ここでもどんな風に振る舞えば次に繋がりやすいのか、いろいろ試すことができます。
ある程度経験を積んでおけば、本命の人と交際が進んでいっても慌てず冷静に対処することができるはずです。
まとめ
結婚相談所と婚活アプリを併用することで、出会いのチャンスを増やすことができ、婚活もスムーズに進めることができます。
結婚相談所はまだ早いといわずにぜひ婚活アプリと結婚相談所、どちらも登録して効率よく婚活してくださいね。
私が活動していたIBJに加盟している結婚相談所の中では、IBJメンバーズ がおすすめです。
IBJメンバーズ では無料相談をしてくれるので、一度どんな人が活動しているのか話を聞いてみてくださいね。
そのほかのおすすめの結婚相談所については、おすすめ結婚相談所5選【結婚相談所で成婚したアラサーが厳選】も参考にしてみてください。
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